英スコットランド国民党議員 同性パートナーと結婚

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5月31日、英国議会総選挙に出馬中のスコットラン ド国民党(SNP)候補者ハンナ・バーデル議員が同性パートナーと結婚式を挙げました。

Lesbian SNP candidate Hannah Bardell marries partner: 'Happiest day of my life'
Lesbian SNP candidate Hannah Bardell took a "wee break from the campaign trail" to tie the knot with her partner.

Lesbian SNP candidate Hannah Bardell took a “wee break from the campaign trail” to tie the knot with her partner, she has revealed in a social media post.

レズビアンのSNP候補者であるハンナ・バーデルは、SNS投稿で、パートナーと結婚式を挙げるために「選挙戦からちょっとした休憩」を取ったことを明らかにしました。

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”Wee break”とはスコットランド英語特有の言い回しでリフレッシュのための休憩のこと。
自身のInstagramにはパートナーとウェディングドレスに身を包み、ブーケを手に持って参列者に祝福される様子がアップされました。

バーデル議員は、「人生で一番幸せな日」とコメントしてい ます。

れな
れな

熾烈な選挙戦の合間のハッピーなニュースになりましたね!

ハンナ・バーデル議員プロフィール

スコットランド国民党はイギリス議会庶民院の政党の一つ。
バーデル議員は現職のリビングストン選挙区代表です。

テレビ局職員を経て2015年に当選。
2018年から2019年の間にはデジタル・文化・メディア・スポーツ省の広報官も務めました。
現在もLGBTQ+議員として当事者の権利やジェンダー平等などの社会問題に取り組んでいます。

シングル家庭で育った労働者階級のクイア女性である自分が、議会において革新的な力になり得ることを自負しているとのこと。

“I’m a queer woman from a working-class background and a single-parent family, there are not that many people like me in parliament,” she said. “I’m a disruptive force, I’m conscious of that, just by walking through the doors every day.” 

「私は労働者階級の出身で、シングルペアレントの家族に育ったクィアな女性です。議会には私のような人がそれほど多くいません」と彼女は述べました。「私は破壊的な力です。そのことを自覚しています。毎日その扉を通るだけで、それを感じます」

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7月の総選挙では議席をかけて有力な候補たちと戦うことになります。
パートナーはルシエンナ・ケネディさん。

イギリスの同性婚事情

イギリスでは2014年にイングランドとウェールズ、スコットランドで同性婚法が施行。
2020年には北アイルランドでの施行が開始されました。
一部海外領土では、まだ認められていないところもあります。

同性婚法成立の際には一部のキリスト教団体やカトリック教会、保守派の議員が反対。
しかしイギリス国民の大多数が賛成しました。
現在も、イギリスでは多様性社会に向けた取り組みが進められています。

バーデル議員の進退も気になるところですね♪

れな
れな

最近はSNSなどでも、同性カップルに住みやすい国としてイギリスの様子が紹介されています

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